テストセンター方式のSPI2
あるブログより:
諸君は「テストセンター」という採用の試験をご存知だろうか?「テストセンター方式のSPI2」とでも言うのが、本当は正確だろう。会場に集められ、その会場に用意されたパソコンで受検するのだが、出題されるのは、SPI2である。内容は、大学生用の「SPI2-U」、転職者用の「SPI2-G」、高校生用の「SPI2-H」の3種類ある。マークシート方式と内容はやや異なる。最近では、マークシート方式のSPI2だけでなく、このテストセンター方式のSPI2が増加している。なぜ、「テストセンター方式のSPI2」は増加しているのだろうか?
【理由1】替え玉受検が出来ない
テストセンターでは、会場の受付時に顔写真つきの身分証明書で本人確認をする。
通常のWebテストだと、自宅のパソコンで受検するため、替え玉受検や複数名での受検などの不正が
簡単に出来た。しかし、テストセンターでは本人確認をするので、替え玉受検などの不正が発生せず、公平な選考ができることが企業の人事に好評なのだ。
【理由2】カンニングが出来ない
テストセンターでは、出題される問題が受検者ごとに異なる。よって、隣の受検者のパソコン画面をのぞき見ても意味が無い!つまり、カンニングが発生せず、公平な選考ができることが企業の人事に好評なのだ。
【理由3】人事の手間とコストの削減
いちいちテスト会場を用意し、人事がテストの実施管理をするのはかなりの手間とコストがかかる。
しかし、テストセンターであれば、人事は一切手間をかける必要が無い。終了後に、結果データが自分
のパソコンに取り込めるようになるのを待っていれば良いだけなのだ。テストセンターに支払う費用は、会場代や人件費の節約を考えれば、安いものである。
──「問題が受検者ごとに異なる」なんて大掛かりです。