カセットテープ
こんな体験談がありました:
前日に教科書の文章をカセットテープに吹き込んみ、ヘッドホンを服の下から襟元を通しバンドマン然とした長髪に隠して、画期的な『耳で聴くカンニング』を思いついたワケです。なんか「勉強できんヤツやなぁ~」って感じでしょ?発想が(笑)。で、試験当日です。問題に目を通すと、当たってるワケですよ。ヤマが!その該当する場所を探し始めたワケです。んが、しかし!繰り返しになりますが、当時はMP3プレーヤーなんて便利なものはなく、カセットテープ式の「ウォークマン」です。「頭出し」なんてそんな器用なことはできません。必死で「答え」の場所を探して早送り~・・・巻き戻し~・・・を繰り返すしかないんですね。「ウィ~ン、カシャ!ウィ~ン、カシャ!ウィッ、ウィ~~ン!」という異音を、静まり返った教室の端に居る試験官のところまで響かせながら・・・そこから先はどうなったかは、まぁ、まぁ、ね?いいじゃないですか(笑)。なんて思う反面ですね、あの時iPodがあったらウマクいったのかなぁ~・・・などと、っしょ~もない考えがあったりします(笑)。
──なんとも気まずい状況でしたねw