2007/05/09

高学歴と洗脳

 医者、弁護士、東大生などは「高学歴」と呼ばれる。社会的には地位が高いが、人間的には優れてはいない。まず医者は死にかけの人間を真剣に相手にする。しかも睡眠も削り、ミスも許されない状況で死にかけの人間を相手にするのだ。そして弁護士は犯罪者をかばう。「弁護士は犯罪者と共犯である」という名言もある。東大生は夢ではなく地位を得るために大学へ行っているとしか思えない。

 「人間は本来創造的な行為をするために生まれてきた」とユングやフロイトは言っている。そんな豊かな発想ができる脳を単なるハードディスクとして使うのは自分で自分の心を殺すのと同じだ。「記憶がいい=頭がいい」という公式は成り立たない。なのに学校はテストを強要する。恐らく地球が終わるまでずっとだ。

 従来のテストをまともに受けていては人間はもはやロボットと同じだ。「いや、ロボットではなく真に人間的なことなのだ」と主張するために「賞」を与えるという洗脳をする。恐ろしい薬だ。これが教育の実態なのだ。