2007/05/03

マヌケな体験談

ある体験談:

 こ こはスタンダードにカンペでしょう、というかそれしかできない。試験会場がわからないため、机に書く等のことは一切不可です。ならば紙に書くしかな い。己の肉体に書くというのもありますが、文量、汚れる等を考え却下しました。とりあえず文字の調査した結果、PCで普通のフォントで作成したプリ ントは30%の縮小が限界でした。(25%では判別不可) 大きさ的にMD大ぐらいです。この時点でA4サイズ一杯に情報が入るということがわかりまし た。 

 まずは状況確認。 試験官どもは4人。 教授に院生3人の構成です。 院生は5つあるドアのうち2つの部分に立ち、中央の通路を教授が巡回していました。 展開されたパターンは巡回固定型です!最も恐れられたパターンが展開されました。しかも、残り一人の院生が自分の隣にたたずんでいるという状況。「まぁ落ち着け、想定の範囲内だ。それにこのパターンは交代制巡回固定に変化する可能性がある」と自分に言い聞かせテストを始めました。 

5分経過:試験官微動だにしません。 
10分経過試験官は周りを伺っている。
15分経過背後をうろつくものの基本は同じ位置。
20分経過いつの間にか試験官は前方に移動。

 そこでチャンス到来、千載一遇のとはまさにこのこと!練習の成果をみせてやるぜ!そして、テスト用紙を見直してさっそく実行しようと考えました。
  ちょっと待て。何かがおかしい。カンニングする前にテストが終わっているとはどうゆうことだ!? 落ち着いて冷静に考えてみました。しばしの思案の末、自分がカンペの内容を完璧に覚えていることに気づきました。